| 横丁の名探偵 |
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ルーパート・ペニー 警官の騎士道 自分が裁いたが誤審だった元受刑者からなんども脅迫状を受け取っていた判事が密室状態で殺された。死の直前に書き換えられた遺言状には……。 直球ど真ん中の弩本格、弩クラシック。読者への挑戦付き。犯人の正体はともかく、なんとも■■■い■■は驚きでした。 （twitterに加筆修正） 2013.12.30 書 名：警官の騎士道 著 者：ルーパート・ペニー 訳 者：熊井ひろ美 出版社：論創社 叢 書：論創海外ミステリ 発 行：２０１３年１０月１５日 初版第１刷発行 浅岡沙織 悪魔の家系図 副題にある「Ｅ・クイーンへの挑戦状」の意気込みは感じられるものの、メインとなるトリックは某古典名作で前例があって衝撃感はあちらの方が上だし、なんとなく全体的に水増ししたような冗長感があるのも残念です。次に期待。 （twitterより転載） 2013.12.23 書 名：悪魔の家系図 著 者：浅岡沙織 出版社：パブリック・ブレイン 発 行：２０１３年５月 ５日 初版発行 ２０１３年８月１５日 ２刷発行 ドナルド・Ｅ・ウェストレイク 悪党たちのジャムセッション シリーズ第４弾のこの作品でも世界一の犯罪プランナーにして世界一不運な男ドートマンダーの面目躍如です。この人物が登場したから次はこうなるなとおぼろげに予想はついてもその次の瞬間にはまた別の展開が始まる連続で、一気の読めました。 （twitterより転載） 2013.12.12 書 名：悪党たちのジャムセッション 著 者：ドナルド・Ｅ・ウェストレイク 訳 者：沢川進 出版社：角川書店 叢 書：角川文庫 発 行：昭和五十八年五月 十日 初版発行 平成 十一年五月二十五日 改版初版発行 青井夏海 からくりランドのプリンセス ある王国から留学でやってきたプリンセスとその学校のＰＴＡが織りなす物語。なんとなく先が見えるかなと思って読んでたら、相当驚愕な結末でした。お薦め！ （twitterより転載） 2013.12.05 書 名：からくりランドのプリンセス 著 者：青井夏海 出版社：原書房 発 行：２０１３年１１月２９日 第１刷 ジャック・リッチー ジャック・リッチーのあの手この手 謀、迷、戯、驚、怪と５つのジャンルに分かれた２３編の短編集。ミステリー者としてはやはり「驚」かなと思いきや、どのジャンルの作品も十分面白かったです。強いてベストを挙げるなら……う〜ん、「ビッグ・トニーの三人娘」や「保安官が歩いた日」かな。（twitterに加筆修正） 2013.11.26 書 名：ジャック・リッチーのあの手この手 訳・編者：ジャック・リッチー 出版社：早川書房 叢 書：ハヤカワ・ミステリ 発 行：２０１３年１１月１５日発行 大倉崇裕 福家警部補の再訪 なんだかコロンボのノベライズ版を読んでいるような気分になって、久しぶりに元作品の方も観てみようかな〜とかわけのわかんないことを考えてしまいました。 （twitterより転載） 2013.11.21 書 名：福家警部補の再訪 著 者：大倉崇裕 出版社：東京創元社 叢 書：創元推理文庫 発 行：２０１３年７月２６日 初版 セオドア・ロスコー 死の相続 殺された叔父さんの遺産を相続するためにニューヨークから遥々やってきたハイチへやってきたカップルを待ち受けていたのは殺戮と暴動だった……というお話。森英俊さんは解説で「超弩級の密室ミステリ」と書かれてますが、私的なイメージではジェットコースターのスリルと特に閉所恐怖症の方が味わう恐怖、この２点が全てかなと。 （twitterに加筆修正） 2013.11.15 書 名：死の相続 著 者：セオドア・ロスコー 訳 者：横山啓明 出版社：原書房 叢 書：ヴィンテージ・ミステリ・シリーズ 発 行：２００６年１１月２日 第１刷 平石貴樹 松谷警部と目黒の雨 ４つの事件のミッシング・リンク探し。事件関係者は全員が元アメフト部関連なので簡単に見つかりそうなリンク。ところがなかなか見つからず捜査陣のイライラが読者にも伝わってくる中、最後に辿り着いた真相は……それも去ることながらこの作品、タイトルが秀逸。これだけで座布団１枚。 （twitterより転載） 2013.11.06 書 名：松谷警部と目黒の雨 著 者：平石貴樹 出版社：東京創元社 叢 書：創元推理文庫 発 行：２０１３年９月３０日 初版 ジャック・カーリイ ブラッド・ブラザー 兄・レクター博士ｖｓ弟・刑事と言った感じの『羊たちの沈黙』系なお話。ただ意外性もあって本格風味と言えないこともありません。海外物ながらまるで日本物であるかの如くすらすら読めました。 （twitterより転載） 2013.10.29 書 名：ブラッド・ブラザー 著 者：ジャック・カーリイ 訳 者：三角和代 出版社：文藝春秋 叢 書：文春文庫 発 行：２０１１年９月１０日 第１刷 パトリック・クェンティン 巡礼者パズル ダルース夫妻を除くと登場人物一覧はわずかに４人。一体これで本格って……と思いながら読んでいったら見事な本格でした。それにしてもよろめく名探偵の妻って……。２３６ページは誤植ですよね？ （twitterより転載） 2013.10.18 書 名：巡礼者パズル 著 者：パトリック・クェンティン 訳 者：水野恵 出版社：論創社 叢 書：論創海外ミステリ 発 行：２０１２年８月３０日 初版第１刷発行 法月綸太郎 キングを探せ 一見完璧と思われた４重交換殺人も犯人側の些細なミスと綸太郎の推理によって瓦解していく……。それにしても警視はともかく綸太郎ってやな奴ですね(笑)。途中まで犯人に同情しちゃいましたもの。 この作品で残念なのは２回読まないとこの作品が傑作である所以がよくわからないこと。 （twitterに加筆修正） 2013.10.11< 書 名：キングを探せ 著 者：法月綸太郎 出版社：講談社 発 行：年月日発行 レジナルド・ヒル 闇の淵 終盤でダルジール＆パスコーが陥るなんとも危機的状況が冒頭で描かれるため、一体何がどうしてそうなったのかの興味、それとエリーのなんとも危なっかしい行動でどきどきしながらどんどん読み進められました。いつも通りの水準。これは褒め言葉です。（twitterより転載） 2013.10.06 書 名：闇の淵 著 者：レジナルド・ヒル 訳 者：嵯峨静江 出版社：早川書房 叢 書：ハヤカワ・ポケット・ミステリ 発 行：１９９１年３月３１日発行 |