横丁の日記（２０１６年１月）

横丁の名探偵

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１月２日（土）　世界の駅に行ってみる　谷川一巳『世界の駅に行ってみる』読了。海外の歴史ある美しい駅舎がカラーで紹介されます。歴史ある建造物の維持は日本よりも海外の方が意識が高いようで。土地勘が全くないなで写真に加えて地図や路線図があるとよりわかりやすいかも。ムンバイ・チャトラパティシヴァージーターミナス駅ってどこや？１月９日（土）　箱根駅伝ナイン・ストーリーズ　生島淳『箱根駅伝ナイン・ストーリーズ』読了。三人の山の神などの選手や監督たちの物語。当時はスポーツ推薦枠がなかっため瀬古は一浪して早大に入学したなんて初めて知りました。青学や明大の復活を請われて就任した監督たち。でもまずは弛んだ学生たちとの戦い……苦闘としか言いようがありません。１月１１日（月）　されど鉄道文字　駅名標から広がる世界　中西あきこ『されど鉄道文字　駅名標から広がる世界』読了。国鉄時代に使われていた駅名標の「すみ丸角ゴシック体」、車輌標記の「黒岩文字」などの物語。ブルトレの帯で白は塗料、銀はステンレス、金はシール。水平に貼るのが大変とか、面白いです。見かけなくなった国鉄時代の標記が懐かしいですね。１月１２日（火）　長岡鉄男のいい加減にします　ＰＡＲＴ１　長岡鉄男『長岡鉄男のいい加減にしますＰＡＲＴ１』読了。雑誌連載時にも読んでた筈ですが、改めて読んでも面白いこと面白いこと。各編についているサブコラムも黒後家蜘蛛みたいで面白いです。３００円で入手。２以降も読みたいけど相場は高そう。ご存命なままで今の世の中も斬って欲しかったな。１月１９日（火）　地名の楽しみ　今尾恵介『地名の楽しみ』読了。荒川に面してない荒川区、隣接する四万十市中村四万十町と四万十町中村、福岡県久留米市の東に位置するから東京都東久留米市など。東日本大震災後、窪や谷などの字を含む地名は危ない、なんて説が流布しましたが、それが如何に非論理的かを明快に論破します。必読。１月２６日（火）　スタンドオフ黄金伝説　永田洋光『スタンドオフ黄金伝説』読了。松雄、本庄、平尾らの活躍で黄金時代を築いたものの、その後は第７回ワールドカップまで低迷を続けた日本。エディーコーチの就任で強化された日本は第８回初戦で南アフリカ戦とどう戦うか……。スタンドオフのパンツはなぜ白いのか？　との発端が面白いです。１月２９日（金）　波瀾万丈！東武鉄道マン記　花上嘉成『波瀾万丈！東武鉄道マン記』読了。鉄道好きが高じて東武鉄道に入社。車両の保守、大宮駅長、北千住駅長、浅草駅長、博物館事務局長などを歴任した著者の一代記。お仕事の話、趣味の旅行の話、どちらもとっても面白いですね～。留守がちだし家の中は宝（家族にはゴミ）の山との反省も。１月３０日（土）　メーデー　ここのところ、ナショナルジオグラフィックチャンネルのメーデーを観てます。他の番組は観ないでひたすらメーデーを観ていても積録は増える一方ですが。　それはともかく、そのおかげで飛行機事故にすっかり詳しくなりました。事故のニュースを聞いただけで機材のトラブルなのか、操縦ミスなのか、ぱっと原因が推定できるほど。　修学旅行で沖縄へ行っていたお子様が今日帰ってきました。朝からフライトインフォメーションをずっと覗いてました。到着便の遅延で出発も遅延か～、ようやく離陸したな～、到着時刻もこれだけ遅れるのか～、などなど情報が更新される度に一喜一憂したり。　飛行中は、貨物室から出火したために現在消火中ですとか、赤○派にハイジャックされたために行き先を北○鮮に変更しましたとか、種子島に不時着しましたとか、がインフォメーションに載ったらどうしようかと心配してましたが、なんとか無事に帰ってきました。　メーデーで勉強していたおかげでしょうか。←多分、関係ありません。　その後のお買い物。 □『レコードコレクターズ増刊　ポール・マッカートニー　デラックス・エディション１』ミュージック・マガジン □神尾健三『めざすはライカ！』草思社文庫 □中西あきこ『されど鉄道文字』鉄道ジャーナル社 □フランク・グルーバー『噂のレコード原盤の秘密』論創海外ミステリ □ケネス・デュアン・ウィップル『ルーン・レイクの惨劇』論創海外ミステリ □生島淳『箱根駅伝ナイン・ストーリーズ』文春文庫 □ジャック・リッチー『ジャック・リッチーのびっくりパレード』ポケミス □今尾恵介『地名の楽しみ』ちくまプリマー新書 □川島令三編著『【図説】日本の鉄道北海道ライン全線・全駅・全配線第２巻道央エリア』講談社 □戦国武将研究会『真田丸と真田一族９９の謎』二見レインボー文庫 □花上嘉成『波乱万丈！東武鉄道マン記』交通新聞社新書 □小林祐一『山手線駅と町の歴史探訪』交通新聞社新書 □パーシヴァル・ワイルド『ミステリ・ウィークエンド』原書房 □老川慶喜『日本鉄道史　大正・昭和戦前篇』中公新書