横丁の名探偵

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６月８日（水）　都バスの不思議と謎 風来堂編『都バスの不思議と謎』読了。最長・最短、無料で乗れる、路線図に乗ってない等々の路線、バス車体などのあれやこれや。つい数年乗ったばかりなのに、柳沢〜青梅車庫の最長路線は一部短縮されているし、レインボーブリッジを渡る路線廃止には吃驚。鉄道同様乗れるうちに乗っておかないと。 ６月１３日（月）　ポーカー・フェース 　沢木耕太郎『ポーカー・フェース』読了。『バーボン・ストリート』、『チェーン・スモーキング』に続く３冊目。「五番街のマリーへ」はメアリーでは？　『ローマの休日』の件でピーターセンに異を唱えたり、登山家山野井妙子にヤクザが挨拶に来た、世界一不運な通信員等、相変わらず面白話満載です。 ６月１６日（木）　クイズ選挙法 　現代選挙法研究グループ『クイズ選挙法』読了。選挙が続きそうなので勉強を兼ねて。タイトルは雑学本風。でも選挙カーは大きさ制限あり、では選挙船は？、選挙期間中に女性候補者の旦那が暑中見舞い葉書を出すのは？等専門的一問一答。制度はともかく公用車で別荘通いするか見極めるのは有権者の責任。 ６月２１日（火）　中央線誕生 　中村建治『中央線誕生』読了。甲武鉄道建設に関わった男たちの熱い物語。「調布宿では、新撰組の子孫が刀を抜いて見張っているそうだ」は鉄道忌避伝説としても凄過ぎ。甲武鉄道はてっきり東京市内〜甲府の路線だと勘違いしてました。実際は八王子までの。１２１頁の写真はどう考えても明治４０年。 ６月２６日（日）　１９９３年の女子プロレス 　柳澤健『１９９３年の女子プロレス』読了。図書館で週刊プロレスを読むだけで当時の女子プロレス事情を全く知らなかったので、凡そ会社の体をなしてない全女、レスラー間のドロドロ関係、決着はリアルだったという事実には驚くばかり。言及された試合を幾つか某映像サイトで観て感動したことは内緒。 ６月３０日（木）　ニッポン　鉄道の旅６８選 　谷川一巳『ニッポン　鉄道の旅６８選』読了。車窓が美しい、できた経緯がユニーク、特徴ある車両、利用者にとって不合理な路線など。一番最初に滝川〜釧路を結ぶ普通列車が日本最長距離として紹介されますが、これは間違い。この本の信憑性性に関わるから、即刻訂正した方が良いと思います。