横丁の日記（２０１６年８月）

横丁の名探偵

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８月５日（金）　廃道探索　山さいがねが　平沼義之『廃道探索　山さいがねが』読了。今までに探索した１０００本以上の廃道から厳選８本紹介。その後メンテされてないトンネルや橋、土砂崩れ跡など危険きわまりない所を通ってもそれを補って余りある感動を得られる廃道探索にはとても惹かれます。実際に体験するのは無理なので読むだけでも。８月８日（月）　餃子バンザイ！　今柊二『餃子バンザイ！』読了。定食評論家による今回は餃子編です。名店・老舗１６店、首都圏１４店、全国１８店、チェーン店１１店、そして番外編。例によって紹介が絶妙で遠方はともかく首都圏はどのお店も訪れたくなります。特にスヰートポーズやホワイト餃子。８月１０日（水）　沿線格差　首都圏鉄道路線研究会『沿線格差』読了。首都圏から放射状に延びる１９路線を郊外率、快速率、混雑率などで判定します。東横線の「急行・特急の満員ぶりに対して、各駅停車のガラガラぶり」とか京急の「運転見合わせのメールが届いても、かまわず駅に向かう」とかの「あるある」が面白いです。８月１５日（月）　高速道路ファン手帳　佐滝剛弘『高速道路ファン手帳』読了。高速道路にまつわるあれやこれや。お食事処の充実、テーマパーク化など最近は用がなくても行く所になったＳＡやＰＡ。ＳＡを巡るバスツアーがあっても良いかも。垂水ジャンクションの複雑さは凄過ぎ。根拠が難解なイラスト入り自治体標識がとてもユニーク。８月２２日（月）　発掘！明治初期の列車時刻　曽田英夫『発掘！明治初期の列車時刻』読了。明治２７年に我が国初の時刻表が刊行される以前の時刻を様々な文献から発掘した労作。時刻が官報に載っていたというのは、驚きでした。これら時刻表や１２時間制＆縦書きだった古き時刻表が現在と同じ書式で出版されたら、なんて期待してます。８月２６日（金）　カッパ・ブックスの時代　新海均『カッパ・ブックスの時代』読了。かつてどこの書店へ行っても燦然と輝いていたカッパ・ブックスや同ノベルス等の盛衰記。こんなおどろおどろした世界があったればこそあんな大ベストセラー群を産み出せたのかと。カッパ編集に携わった人々が今も各界で活躍されているのは頼もしい限りです。８月２７日（土）　未来の航空　園山耕司『未来の航空』読了。航空機や航空管制の将来像についてのあれやこれや。一番興味があるのはやはり超音速旅客機です。いろいろなイメージ図が載っていて、ソニックブームを抑えるためか結構奇抜な形状。これらが就航する頃はもう生きてないけど、夢があります。８月２８日（日）　ハヤカワ文庫品切れ状況（２０１６年７月版）　『ハヤカワ文庫解説目録』（２０１６年７月版）を入手しました。　というわけでまたかと思われるでしょうが、２０１６年１月版と比べて新たに品切れ、在庫僅少になったＨＭ文庫を調べました。新たに品切れア-12-4 ジェフ・アボット図書館の死体ア-12-5 ジェフ・アボット図書館の美女ア-12-6 ジェフ・アボット図書館の親子ア-16-1 エース・アトキンズ帰郷ウ-12-10 ドナルド・Ｅ・ウェストレイクバッド・ニュースエ-3-5 アーロン・エルキンズ暗い森エ-8-1 トマス・エンゲル瘢痕カ-2-19 ジョン・ディクスン・カー剣の八キ-1-3 カート・キャノン酔いどれ探偵街を行くク-3-47 エラリイ・クイーン犯罪カレンダー＜１月～６月＞ク-3-48 エラリイ・クイーン犯罪カレンダー＜７月～１２月＞ク-5-2 ジェイムズ・クラムリー酔いどれの誇りク-5-3 ジェイムズ・クラムリーダンシング・ベアク-5-6 ジェイムズ・クラムリーファイナル・カントリーケ-6-3 ラーシュ・ケプレル契約〔上〕ケ-6-4 ラーシュ・ケプレル契約〔下〕テ-15-1 アンデシュ・デ・ラ・モッツ監視ごっこテ-15-2 アンデシュ・デ・ラ・モッツ炎上投稿ハ-1-20 ロバート・Ｂ・パーカースターダストハ-1-23 ロバート・Ｂ・パーカーダブル・デュースの対決ハ-1-27 ロバート・Ｂ・パーカー二度目の破滅ハ-1-32 ロバート・Ｂ・パーカー忍び寄る牙ハ-1-38 ロバート・Ｂ・パーカーハガーマガーを守れハ-1-40 ロバート・Ｂ・パーカーおそらくは夢をハ-1-43 ロバート・Ｂ・パーカー真相ハ-1-44 ロバート・Ｂ・パーカー影に潜むハ-1-45 ロバート・Ｂ・パーカーダブルプレーハ-1-48 ロバート・Ｂ・パーカーガンマンの伝説ハ-1-51 ロバート・Ｂ・パーカー訣別の海ハ-1-53 ロバート・Ｂ・パーカードリームガールハ-1-56 ロバート・Ｂ・パーカープロフェッショナルハ-2-6 サラ・パレツキーバーニング・シーズンハ-27-1 オリヴァー・ハリスバッドタイム・ブルースフ-1-3 ディック・フランシス重賞フ-1-5 ディック・フランシス度胸フ-1-6 ディック・フランシス飛越フ-1-7 ディック・フランシス血統フ-1-8 ディック・フランシス罰金フ-1-9 ディック・フランシス査問フ-1-10 ディック・フランシス混戦フ-1-13 ディック・フランシス暴走フ-1-14 ディック・フランシス転倒フ-1-15 ディック・フランシス追込フ-1-16 ディック・フランシス障害フ-1-17 ディック・フランシス試走フ-1-19 ディック・フランシス反射フ-1-20 ディック・フランシス配当フ-1-21 ディック・フランシス名門フ-1-22 ディック・フランシス奪回フ-1-23 ディック・フランシス証拠フ-1-25 ディック・フランシス連闘フ-1-26 ディック・フランシス黄金フ-1-27 ディック・フランシス横断フ-1-28 ディック・フランシス直線フ-1-29 ディック・フランシス標的フ-1-31 ディック・フランシス帰還フ-1-32 ディック・フランシス密輸フ-1-33 ディック・フランシス決着フ-1-35 ディック・フランシス敵手フ-1-36 ディック・フランシス不屈フ-1-37 ディック・フランシス騎乗フ-1-38 ディック・フランシス出走フ-1-39 ディック・フランシス烈風フ-1-40 ディック・フランシス勝利フ-1-42 ディック・フランシス＆フェリック・フランシス祝宴フ-1-43 ディック・フランシス＆フェリック・フランシス審判フ-9-1 リリアン・Ｊ・ブラウン猫は殺しをかぎつけるフ-9-2 リリアン・Ｊ・ブラウン猫は手がかりを読むフ-9-3 リリアン・Ｊ・ブラウン猫はソファをかじるフ-9-4 リリアン・Ｊ・ブラウン猫はスイッチを入れるフ-9-5 リリアン・Ｊ・ブラウン猫は１４の謎をもつフ-9-6 リリアン・Ｊ・ブラウン猫はシェイクスピアを知っているフ-9-8 リリアン・Ｊ・ブラウン猫は床下にもぐるフ-9-9 リリアン・Ｊ・ブラウン猫は幽霊と話すフ-9-10 リリアン・Ｊ・ブラウン猫はペントハウスに住むフ-9-11 リリアン・Ｊ・ブラウン猫は鳥を見つめるフ-9-12 リリアン・Ｊ・ブラウン猫は山をも動かすフ-9-13 リリアン・Ｊ・ブラウン猫は留守番をするフ-9-14 リリアン・Ｊ・ブラウン猫はクロゼットに隠れるフ-9-15 リリアン・Ｊ・ブラウン猫は島へ渡るフ-9-16 リリアン・Ｊ・ブラウン猫は汽笛を鳴らすフ-9-17 リリアン・Ｊ・ブラウン猫はチーズをねだるフ-9-18 リリアン・Ｊ・ブラウン猫は泥棒を追いかけるフ-9-19 リリアン・Ｊ・ブラウン猫は鳥と歌うフ-9-21 リリアン・Ｊ・ブラウン猫は郵便配達をするフ-9-22 リリアン・Ｊ・ブラウン猫は流れ星を見るフ-9-23 リリアン・Ｊ・ブラウン猫はコインを貯めるフ-9-24 リリアン・Ｊ・ブラウン猫は火事場に駆けつけるフ-9-25 リリアン・Ｊ・ブラウン猫は川辺で首をかしげるフ-9-26 リリアン・Ｊ・ブラウン猫は銀幕にデビューするフ-9-27 リリアン・Ｊ・ブラウン猫は日記をつけるフ-9-28 リリアン・Ｊ・ブラウン猫は七面鳥とおしゃべりをするフ-9-29 リリアン・Ｊ・ブラウン猫はバナナの皮をむくフ-9-30 リリアン・Ｊ・ブラウン猫は爆弾を落とすフ-9-31 リリアン・Ｊ・ブラウン猫はひげを自慢するフ-9-99 シャロン・Ａ・フィースターシャム猫ココの調査報告ヘ-4-7 ジョージ・Ｐ・ペレケーノス曇りなき正義ヘ-4-10 ジョージ・Ｐ・ペレケーノス魂よ眠れメ-2-1 ジェイミー・メイスン誰の墓なの？メ-3-1 ピーター・メイさよなら、ブラックハウスラ-1-1 ギャビン・ライアル深夜プラス１ラ-3-22 ピーター・ラヴゼイ地下墓地ラ-3-23 ピーター・ラヴゼイ最期の声ラ-3-24 ピーター・ラヴゼイ漂う殺人鬼リ-2-7 マイクル・Ｚ・リューイン刑事の誇り新たに在庫僅少ヒ-7-1 デイヴィッド・ヒューソンキリング　１　事件ヒ-7-2 デイヴィッド・ヒューソンキリング　２　捜査ヒ-7-3 デイヴィッド・ヒューソンキリング　３　逆転ヒ-7-4 デイヴィッド・ヒューソンキリング　４　解決マ-2-1 ロス・マクドナルドウィチャリー家の女　今回の傾向は……一目瞭然かと。　品切れ、在庫僅少になった本は早めにお買い求めになった方が良いかもしれません。　その後のお買い物。 □Ｊ・Ｊ・コニントン『九つの解決』論創海外ミステリ □平沼義之『山さ行がねが』じっぴコンパクト文庫 □首都圏鉄道路線研究会『沿線格差』ＳＢ新書 □今柊二『餃子ばんざい！』本の雑誌社 □佐滝剛弘『高速道路ファン手帖』中公新書ラクレ □新海均『カッパ・ブックスの時代』河出ブックス □櫻井寛『にっぽん縦断民鉄駅物語［西日本編］』交通新聞社新書 □園山耕司『未来の航空』交通新聞社新書 □曽田英夫『明治初頭の列車時刻』交通新聞社新書 □マージェリー・アリンガム『幻の屋敷』創元推理文庫 □『泡坂妻夫展』小樽文学舎