横丁の日記（２０１７年３月）

横丁の名探偵

トップ　＞　横丁の日記　＞　横丁の日記（過去）　＞　横丁の日記（２０１７年３月）

３月１日（水）　鉄道配線大研究川島令三『鉄道配線大研究』読了。乗る、撮るなどいろいろな楽しみ方のある中、線路がどのように繋がっているのかという配線も大きな楽しみの一つです。これは図説日本の鉄道シリーズで日本全国の配線を制覇した著者による研究書。特に運転席後ろのかぶりつき者は必読です（笑）。３月２日（木）　快速廃止　それにしても東武鉄道４月２１日ダイヤ改正で快速・区間快速全廃はかなり衝撃ですね。浅草駅で６０５０系のボックスシートに座ることはできなくなるのか～。３月３日（金）　東京スポーツ青春物語　柴田惣一『東京スポーツ青春物語』読了。プロレス記者としての３３年間を振り返ります。プロレス記者もプロレスラー同様に相当特殊な世界であることがわかりました。殴られ、蹴られ、毒霧を浴び、徹夜で呑みあかし……。一般紙がプロレスを扱わないのも、もしかしてこれが原因ではと思ったりも。３月４日（土）　ハヤカワ文庫品切れ状況（２０１７年１月版）　『ハヤカワ文庫解説目録』（２０１７年１月版）を入手しました。　というわけでまたかと思われるでしょうが、２０１６年７月版と比べて新たに品切れ、在庫僅少になったＨＭ文庫を調べました。在庫あり→品切れハ-1-9 ロバート・Ｂ・パーカー儀式フ-15-1 リタ・メイ・ブラウン＆スニーキー・バイ・ブラウン町でいちばん賢い猫ヘ-4-3 ジョージ・Ｐ・ペレケーノス俺たちの日ヘ-16-1 マット・ヘイグ今日から地球人メ-3-2 ピーター・メイ忘れゆく男ラ-13-1 イアン・ランキン紐と十字架在庫あり→在庫僅少　ありません。在庫僅少→品切れタ-1-2 ロアルド・ダール飛行士たちの話タ-1-5 ロアルド・ダールオズワルド叔父さんタ-1-7 ロアルド・ダール少年ヒ-7-1 デイヴィッド・ヒューソンキリング　１　事件ヒ-7-2 デイヴィッド・ヒューソンキリング　２　捜査ヒ-7-3 デイヴィッド・ヒューソンキリング　３　逆転ヒ-7-4 デイヴィッド・ヒューソンキリング　４　解決フ-1-4 ディック・フランシス本命　品切れ、在庫僅少になった本は早めに入手された方が良いかもしれません。　その後のお買い物。 □Ｄ・Ｍ・ディヴァイン『紙片は告発する』創元推理文庫 □川島令三『鉄道配線大研究』講談社 □ゴードン・マカルパイン『青鉛筆の女』創元推理文庫３月４日（土）　帰国　事件直後に帰国した人も証拠不十分で帰国した人も、亡命してペラペラ喋られたら困るから、さっさと処●されちゃったのではないかと考える今日この頃。３月５日（日）　古本な話題　特に話題もありませんので、古本でも。 ■イアン・ランキン『最後の音楽』ポケミス 2010.11 　２００円。 ■阿川弘之＊北杜夫『乗物万歳』中央公論社 S52.4 初版　１００円。 ■阿川弘之『蒸気機関車』平凡社カラー新書 1975.5 初版　１００円。 ■長岡弘樹『群青のタンデム』角川春樹事務所 2014.9 1刷　２００円。 ■宮脇俊三・原田勝正『時刻表→駅→切符』徳間書店 1981.10 初版　４００円。 ■永六輔・中田安治『市街電車』ユニコンカラー双書 S52.9 初版　２００円。 ■小島英俊『鉄道という文化』角川選書 H22.1 　５００円。 ■安斎育郎『だましの心理学』ＰＨＰ研究所 2007.5 1版　３００円。 ■小鷹信光『私のハードボイルド』早川書房 2006.11 　１０００円。 ■みなみらんぼう『ぼくの人生は３３　１／３回転』旺文社文庫 1983.10 初版　２００円＋税。 ■ディック・フランシス他『敗者ばかりの日』ＨＭ文庫 1988.19 　１００円＋税。 ■ヒラリー・ウォー『事件当夜は雨』創元推理文庫 2000.5 初版　１００円＋税。 ■フランク・グルーバー『コルト拳銃の謎』創元推理文庫 1970.10 5版　１００円＋税。 ■郷原宏編『ギムレットには早すぎる』アリアドネ企画 1997.12 1版　１００円。３月６日（月）　クイズ　思いついちゃったから仕方ないので書きますね。長崎県大村市と言えば古くから家具の名産地として知られています。特にその秀逸なデザインが高く評価された椅子は広く欧米へ輸出されてきました。ところでその職人さんたちが好んで食べる物と言えば何でしょうか？　それでは正解の発表です。　大村椅子→おおむらいす。正解はオムライスでした！　大村市が家具で有名かどうか、わたくしは全く知りません。３月１０日（金）　時刻表・駅・切符　宮脇俊三・原田勝正『時刻表・駅・切符』読了。お二人の対談集なのですが、副題「行先不明列車・出発進行の巻」の通り、話はどんどん思わぬ方向へ進んでいきます。宮脇さんのトンネル志向が強いものの、実際にトンネルに入ると早く外へ出ないかなと思うとのお話……凄くよくわかります。３月１２日（日）　古本な話題　特に話題もありませんので、古本でも。 ■アダム・ファウアー『心理学的にありえない　上・下』文春文庫 2014.3 1刷　『数学的にありえない』は未読だけど、各１００円だったのでとりあえず。 ■小鷹信光『ハードボイルド・アメリカ』河出書房新社 1983.6 初版　１００円だったので、とりあえず。 ■長岡弘樹『白衣の嘘』角川書店 2016.9 初版　去年９月の本が１００円は嬉しい。 ■ケイト・アトキンソン『マトリョーシカと消えた死体』東京創元社 2016.7 初版　こちらも去年の本。１００円だったので、とりあえず。　その後のお買い物。 □綾辻行人『人間じゃない』講談社 □ハリー・カーマイケル『ラスキン・テラスの冒険』論創海外ミステリ３月１２日（日）　神楽坂　今日は神楽坂駅で降りてみました。東西線で通過したことは数あれど降りるのは多分初めて。なんか雰囲気の良い町ですね。ぶらぶら歩いてたら、ありゃりゃ、本のフェスを開催しているではないですか！　しかも一箱古本市まで！　二冊買っただけですけど、すっかり神楽坂を気に入りました。３月１７日（金）　昭和三十年代の匂い　岡崎武志『昭和三十年代の匂い』読了。某映画のヒットによって始まった古き良き時代の昭和３０年代ブーム。でも当時の生活は貧しく汲み取り式トイレがプンプン臭っていて決して良い時代ではなかった、てなことを時代３２生まれの著者が語ります。若干時代がずれていて知らないこともあるけど懐かしい。３月２２日（水）　古本な話題　特に話題もありませんので、古本でも。 ■遠山一彦『スター歌手になる本』徳間ブックス S49.12 　タイトル通り、スター歌手になるためのハウツー本。４３年前の本なので、今では若干状況が違うかも。若干？　２００円＋税。 ■小酒井不木『大雷雨夜の殺人』春陽文庫 1995.2 初版　２００円。 ■岡崎武志『昭和三十年代の匂い』ちくま文庫　2013.5 1刷　読了済。２００円。 ■井沢元彦『だからミステリーは面白い』集英社文庫　1996.5 1刷　２００円。 ■泉麻人『バスで田舎へ行く』ちくま文庫 2005.5 1刷　２００円。 ■岡崎武志『古本でお散歩』ちくま文庫　2002.4 2刷　２００円。 ■阿井渉介『北列車連殺行』講談社文庫 1991.10 1刷　ちょいと嬉しい１冊。１０８円。 ■アン・モリス『優しく殺して』創元推理文庫 1988.10 初版　おじさんマークだったので。１０８円。 ■カトリーヌ・アルレー『剣に生き、剣に斃れ』創元推理文庫 1978.9 4版　持ってなかったので。１０８円。 ■ピーター・ロビンスン『夏の記憶』創元推理文庫 1991.6 初版　おじさんマークだったので。１０８円。 ■ジェーン・デンティンガー『そして殺人の幕が上がる』創元推理文庫 1991.1 初版　おじさんマークだったので。１０８円。 ■蘇部健一『長野・上越新幹線四時間三十分の壁』講談社文庫 2003.3 1刷　処分本の再購入。１０８円の２０％オフ。　その後のお買い物。 □風来堂編『路線バスの謎』イースト新書Ｑ □嵐山光三郎『新廃線紀行』光文社文庫 □大下宇陀児『見たのは誰だ』河出文庫３月２３日（木）　白い船白い鳥　昨年、ｉＰｏｄをアップルストアに持ち込んだら、よくこれだけ長い間お使いいただきましたとの暖かいお言葉をいただいただけだったのでウォークマンに乗り換えました。音源ファイル整理整頓中に『あの日のことは…』に「白い船白い鳥」オケ版がボーナスで収録されてることに気がつくって遅過ぎ。３月２６日（日）　古本な話題　特に話題もありませんので、古本でも。 ■村瀬継弥『水野先生三百年密室』立風書房　1997.8 初版　昔、古本化を待っていて買い逃したような。１００円＋税。 ■ジェイミー・メイスン『誰の墓なの？』 2014.4 ＨＭ文庫　１００円。 ■深木章子『交換殺人はいかが？』 2015.6 光文社　２０１５年刊の本が１００円なら。 ■東理夫『エルヴィス・プレスリー』文春新書 H11.2 1刷　１００円。 ■マイケル・ライドン『ローリング・ストーンズ』晶文社 1971.9 　１００円。 ■マルセル・シュオッブ『列車〇八一』世界恐怖小説全集 S34.6 初版　これが１００円は嬉しいかも。多分表題作しか読まないけど。　その後のお買い物。 □小泉喜美子『痛みかたみ妬み』中公文庫 □柴田錬三郎『花嫁首』創元推理文庫　その他、『講談社ブルーバックス通巻２０００番記念』（無料）も。