横丁の名探偵

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９月３日（火）　ずっとこの雑誌のことを書こうと思っていた。 　鏡明『ずっとこの雑誌のことを書こうと思っていた。』読了。マンハントや同系雑誌について関係者のインタビューを交えて。ミステリー誌なのになぜＨな写真が？　なぜに抄訳？　作る側も読む側も熱かった時代。巻頭のＨな写真は有難い（笑）けど、本文中にあると電車の中で読む際に困ったりも。 ９月１１日（水）　東武デラックスロマンスカー 　花上嘉成『東武デラックスロマンスカー』読了。東武特急の歴史や他社特急型も含めて。かつては「こだま」と似て非なる先頭形状に違和感を抱いたものの、今見るとなんとも愛らしいというか格好良いというか。一度しか乗る機会がなかったのが悔やまれます。時刻表での「デ特」の記載も輝いてました。 ９月１６日（月）　トラベル・ミステリー聖地巡礼 　佳多山大地『トラベル・ミステリー聖地巡礼』。既読編はじっくり＆未読編はさらりと読了。トラミスはあんまり縁の無い言葉。本文中の定義で、まあこんな物かと。既読編の中では『死のある風景』が最高傑作。でも鬼貫警部は上野駅へお出かけだけ。おいおい、この事件はトラミスじやないよと嘆きそう。 ９月２６日（木）　地図から消えた地名 　今尾恵介『地図から消えた地名』読了。忌まわしい事件の記憶を消したいがために町名は変更したのに駅名はしっかり残っている椎名町と三河島。沿線にあったのに鉄道会社とは関係なかった西武町。えっ、消えちゃったの？　な直江津市。など長い歴史がありながら明治以降にあっさり消された全国の地名たち。 ９月２９日（日）　鉄道ピクトリアル２０１９年１１月号 　『鉄道ピクトリアル２０１９年１１月号』読了。特集は「中央線１３０年」。新旧の駅配線図やダイヤの比較はなかなか纏まった資料がないため嬉しい限り。例によってダイヤグラムは小さ過ぎて読めないけど。凄いのは解説付きの運転士用携帯時刻票コレクション。これで正確な運行が守られていたのかと。 ９月３０日（月）　今月読んだ本 　今月読んだ本です。 　『鉄道ピクトリアル２０１９年１１月号』は省略します。