横丁の名探偵

トップ　＞　横丁の日記　＞　横丁の日記（過去）　＞　横丁の日記（２０２３年９月）

９月８日（金）　オーディオ小僧のいい音おかわり 　牧野良幸『オーディオ小僧のいい音おかわり』読了。ハイレゾの素晴らしさに魅了された著者がその魅力について語ります。違いのわからぬ凡耳の持ち主としてはなんとも羨ましい限り。一方で、ＣＤからダビングしたオープンリールだとより良く聴こえるというのは、再生装置の見た目も重要と言うことで。 ９月９日（土）　所沢へ 　本日は休みをとりまして何気なく所沢までやってきたら……なんと駅前で古本市が開催されているではないですか！　と昨日書く予定が、台風ン襲来で一日順延となりました。エレベータ１機工事中はともかく、登り降りする時に楽しみだった外の眺めがほぼ目隠しされてたのが残念でした。論点はそこか？ ９月１１日（月）　新幹線全史 　竹内正浩『新幹線全史』読了。新幹線のルートはどのように決まったか（捻じ曲げられたか）。東海道新幹線の前身といえば弾丸列車が有名ですが、その遥か前、明治４０年に東京・大阪間を標準軌で建設し、電車で６時間で結ぶ計画があったとか、代議士パワーよりも地元の住民パワーの方が強かったとか。 ９月１７日（日）　新日本プロレス５０年物語第１巻昭和黄金期 　流智美『新日本プロレス５０年物語第１巻昭和黄金期』読了。著者の体験談から語られます。なので資料を元に書かれた歴史書と比べて臨場感たっぷり。ロビンソン戦が最後の猪木名勝負になった理由、ブロディが仙台行きをボイコットした真相など。ブシロード配下の現在では本書で描かれるような事件はまず起きないとは思いますが、それはそれで寂しくも感じます。第１巻は１９８８年までが対象。自分がプロレスを観ていたのは１９８３年〜１９８９年頃までなので、第２巻、第３巻はとりあえず対象外ということで。 ９月１９日（火）　地図バカ 　今尾恵介『地図バカ』読了。著者が如何にして地図と出会い、地図バカになったか、お宝地図の紹介など。著者は実は方向音痴だとか、『東海道新幹線開業５０周年記念　世界最速「車窓案内」』の地形図に０から５１５までキロポスト掲載したら、現役の運転士からお礼のメッセージをいただいたとか。 　改めて確認したら、確かに地形図上に赤丸と赤数字が記載されてました。今まで全然気がつきませんでした。 ９月２５日（月）　秘境駅への旅 　吉永陽一『秘境駅への旅』読了。秘境駅の定義から始まり、糠南駅、白井海岸駅などへの訪問記、対談、そして将来。ここで取り上げられている多くの秘境駅は通過したことはあるものの、下車したことあるのは長門本山駅くらいでしょうか。３４年前に訪れた時の記憶としてはあまり秘境感はなかったような。 ９月２７日（水）　ポケミスクイズ 　ＨＭＭ最新号のポケミスクイズQ7 日本人作家による作品は何点？　の回答についてはご意見のある方がいらっしゃりそう。 ９月３０日（土）　今月読んだ本２０２３年９月 　今月読んだ本です。